« 2011年8月 | メイン | 2011年10月 »

2011年9月

2011年9月26日 (月)

すっかり涼しくなりました・・

やはりsun猛暑でしたが、夏のはじめ頃「節電〇%」を目標に、みんなががんばったおかげで、計画停電等を避けることが出来ました。お疲れ様でした!

と、思う反面、「という事は、今まで無駄使いをかなりしてきたのかな?」 

きっと、すごく大変な努力された方や、熱中症までなった方、限界という方もたくさんおられると思います。

でも、待機電力や、使わない部屋の照明、など本当にもったいない使い方に、気づき節電に心がけた小さな積み重ねだとも思います。

flair電気を使わない!ではなく、大切に大切に使う、そんな気持ちでいたいですね。

節電してこの冬も乗り越えていきましょう~sign03

2011年9月15日 (木)

灘高と開成高校

この前テレビでやってたクイズ番組のことを書きます。

全国選抜高校生のクイズバトルみたいなのやってたんですが、準決勝に4校残ってて、その中に灘高と開成高校が含まれてました、その2校はなんか有名なんで気にしてたんです。

そのクイズ問題ってのがとにかく難しくて、例えば 関が原の合戦は西暦何年でしょう? なんてフツーのものでなく、問題の意味すら理解できないような難題ばっかりでした。 けど言ってる意味だけは理解できたのが、ノーベル賞受賞した益川教授の出題した、

宇宙の大きさを計算しなさい。 但し、ビックバーンから宇宙が誕生して137億光年とする。って問題でした。

私はその問題のスケールにビックリしました。wobbly 宇宙の大きさって・・・そんなのに答えなんてあるんかな???だいたいこの高校生達はそんな事計算して出すの~?って感じで見てました。

でも彼等はちゃんと電卓も使わず、なんか大きな紙に数式いっぱい書き込んで一応答えなるものを叩き出したんです。  灘高校と開成高校が同じ答えでした。

それが 9.1×10の78乗立方メートル。

確かこうでした(違ってたらすみません)sweat01 

なんと これが正解(らしい)

まあ正解があるのもびっくりだけど、この問題を解いた彼等にびっくり!!coldsweats02 この後この2校が決勝で激突し、聞いた事ない問題を次から次へとまあ、解く、解く、感無量です。 結果は僅差で開成高校が勝利しました。

いや~!!smile日本の子供の学力下がったってよく言われるけど、この国の未来はこんな優秀な子達がいるんだからまだまだ大丈夫!明るい!明るい!ってのん気に喜んでいました。sun

しかし、宇宙って広がってるらしいですよ、と言う事は、宇宙より広い何かがあるって事ですよねthink  いったい何なんですかねそれは、?マークが頭の中いっぱいです。night

2011年9月 5日 (月)

台風一過

台風が過ぎて行きました。朝、新聞の見出し見て心が痛かったです。やはり甚大な被害でした。21人が亡くなられ、55人もの人が行方不明・・崩れ落ちた山の土砂が裾野の集落に雪崩れ込んで、民家が押し潰されてる光景がテレビに映し出されていました、本当に哀しい。今年はなんて年なんでしょう、被害に遭われた方々に心よりお悔やみ申し上げます。

我々の地域は幸いにもあまり被害が出ず、ホッと胸をなでおろしておりますがそれは今だけ、いつ何時あのような被害に遭うのかわかりません。sad

建設業界は役所からの出動命令が出れば、直ちに土嚢を積んだり瓦礫の撤去などの作業をしなければならないので、台風の前はけっこう緊張して皆経緯を見守ります。

でも今年はいつもの年より台風の進路をドキドキしながら確認してました。もしこの地域に直撃でもしようものなら、関屋川が氾濫してしまう・・・って心配するからですsweat01

毎回それは心配しているのですが、なんか今年は特別心配してます。やっぱりあの大きな震災の影響でしょう、うっそー!!って声しか出ないような、ひどい事態がいつ何時私達の身の上に降りかかって来るかわからないって、覚悟みたいなものを持つようになったからです。

うっそー!!・・・思えばあの震災を撮影したホームビデオの恐ろしい映像の中で、聞こえて来る被災者たちの声はこの言葉ばかりでした。 おそらく私もあの場にいたらこの言葉しか出ないだろうって思いました。 黒い水が目の前で、家も、自動車も、畑も、木も、郵便局も、役場も、銀行も、病院も、学校も・・全部流して行くんですから。

この表現は適切でないって叱られるかもしれませんが、ある意味、平等にみんな流されてまったなって思いました、天災(運命)の前ではなすすべもなく。

あの映像の中には一切映ってはいないけれど沢山の人々も流されていたんです。 その中には、大金持ちも、借金いっぱい抱えてる人も含まれてたんでしょう。 百歳で陸上やってたお年寄りも(テレビで見た)、寝たきりの老人も、 すごく前向きで頑張っていた人も、ぐちばっか言ってた人も、 学校の先生も、消防士さんも、町長さんも、 一家の大黒柱のお父さんも、子供たちの大切なお母さんも、愛の塊のような小さな子供も、赤ちゃんですら・・・容赦なく。 なにせ二万人以上もの人が亡くなったんですから。

こんな事もあろうかと普段からコツコツいい事しておいたから大丈夫だった、なんて事一切なく・・ 助かった人はと言えば、少しだけ早く高台に逃げたからとか、たまたま流れてきた材木につかまったとか、わずかな幸運で大きく明暗を分けていたんです。

私など、3年欠かさず買ってるロト6も千円が3回ほど当った事しかない運 しか持ち合わせていないんだから、こんな災害にあったら、まず真っ先に流されてしまうんだろうって、今は確信みたいなものを持っています。だから・・怖いsad すごく。

今までの、大した幸運もない代わりにこんな大きな災害にも遭わないって、根拠のない安心感は一変、急に怯えだすこの小心さ・・・ でもどんなに図太くて勇敢な人も、日本列島に住むほとんどの人は、あの日以来 楽観的な観念が変わったのではないですか? 自分の身にも何が起るかわからないってthundertyphoon

とにかく日々災害には気を付け、備えあれば憂いなしで過ごして行かねばなりません。 備えても憂い。再び備えても憂うのかもしれませんが、負けずにやっぱ備えていくしかあの残酷な平等には太刀打ちできないんでしょうね。そうみんなが思わなければ、二万五千人の亡くなった方々の命の意味が何だったのって事になります。

まだまだ台風は来るでしょう。気を抜かずに行きたいと思いますrock

PS・台風が過ぎて稲穂が倒れちゃいました。稲刈りする皆様ご苦労さまですsweat01

P9050014